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updated date : 2018/03/16

1人で寝られない・・・。

語り人Kです。

度々、すみません。

なんか別の場所にコピーしてあった話が1話だけ

見つかりましたので、とりあえずアップさせて

頂きます。

1日1話を目標にしていたので、少しだけ

ホッとしております。

前説は短くというご指摘もありましたので・・・。

それでは、怖くない話。

どうぞ~!




彼女は仕事関係の知り合いである。

 

年齢は30歳を少し過ぎた位に見える。

 

仕事はデザイン関係の会社に勤めており、実家で両親と一緒に暮らしている。

 

実家の家族構成は、両親と兄、そして妹がいる。

 

兄弟それぞれが部屋を与えられているらしく、仕事から帰ると、基本的に

 

自分の部屋で過ごすらしい。

 

しかし、どうやら自分の部屋では寝ないのだという。

 

それじゃ、どこで寝てるの?

 

と聞くと、母親と同じ布団で寝ているのだという。

 

?????となった俺は、

 

もしかして、マザコンなの?

 

と尋ねると、話してくれたのがこれから書く話である。

 

彼女の部屋は陽あたりは悪いが、通りに面した大きな窓もあり、なかなか

 

開放的な部屋だという。

 

そこで、いつも仕事から帰ると、パソコンに向かってデザインの仕事を

 

持ち帰ってやっているそうだ。

 

真面目なのである。

 

隣の部屋には妹も居り、なかなか賑やからしいのだが、もしも彼女が

 

部屋に居る時に少しでも眠たくなると、すぐに家族がいるリビングに避難する。

 

そこで、ウトウトしていても、母親が寝る時間になると、ちゃんと起こして

 

部屋まで連れて行ってくれる。

 

どうやら、彼女の母親も彼女が自分の部屋で寝られない理由というものを

 

しっかり理解しているようだ。

 

そんな彼女も昔はずっと自分の部屋で寝ていたらしい。

 

彼女の部屋には、立派なベッドもあり、とても心地よく寝られるらしい。

 

しかし、ちょうど1年位前、何の前触れも無く、それは起こった。

 

彼女はその日、友達と行った京都への旅行から帰ってきたのだという。

 

そして、部屋で音楽を聴いていると、すぐに眠たくなってしまい、明かりを

 

点けたままままベッドに倒れこんだ。

 

旅行の疲れもあり、すぐに深い眠りに就いた。

 

そして、彼女は寝返りを打った。

 

その時、何か違和感を感じて彼女はハッと目を開けた。

 

心臓が止まりそうになったという。

 

寝返りを打った彼女の顔の前には、見知らぬ女の顔があった。

 

その顔は刀で切られたように深くえぐられ、片方の目は潰れていた。

 

ベットリとした長い髪がその女の顔にかかっており、血の気の無い青白い

 

顔は、一目でそれが生きている人間ではないと分かったという。

 

死臭かどうかは分からないが、何か不思議な匂いがしており、更に

 

その女は、苦しそうに途切れ途切れの息遣いをしていた。

 

ただ、その女は何かをする訳ではなく、ただぼんやりと彼女の顔を見つめている

 

だけ・・・・。

 

しかし、その恐怖は尋常ではなく、彼女は大きな悲鳴をあげようとした。

 

だが、声は全く出なかった。

 

口は動くのだが何故か声は全く出ない。

 

彼女はどうする事も出来ず、必死に目を閉じた。

 

すると、急に声が出るようになったらしく、彼女はゆっくりと目を開けた。

 

その女はもうそこには居なかった。

 

彼女は慌ててベッドから起き上がり周りを見渡したが、やはりその女の姿は

 

どこにも見つからなかった。

 

寝ぼけたのかな、とも一瞬思ったらしいが、それでも不思議な匂いは部屋に

 

残っていた。

 

彼女は慌てて部屋から出てリビングに行くと、そこに居た両親に、今

 

遭った事を話した。

 

しかし、両親は、

 

変な事言うなよ・・・寝ぼけたんじゃないのか?

 

と全く取り合ってはくれなかった。

 

しかし、どうしても怖かった彼女はその晩は母親と同じ部屋で寝させてもらった。

 

翌日、仕事に行くと、忙しさもあってか、昨晩の事は彼女の脳裏から薄らいでいく。

 

そして、仕事で残業をこなした彼女は、家に帰るとそそくさと風呂に入り、

 

さっさと寝てしまった。

 

その夜も彼女はすぐに深い眠りに就いた。

 

そして、異変を感じたのは、それから数時間後。

 

突然、何かの違和感を感じた彼女は、突然夜中に目を覚ました。

 

それは背中から感じる違和感だった。

 

何かがベッドで横向きに寝ている彼女の背中に張りついているような妙な

 

感覚があった。

 

彼女は恐る恐る寝返りを打つようにして体の向きを変えた。

 

やはり・・・いた。

 

振り返った彼女の顔を覗き込む様に、目の前に昨晩の女の顔があった。

 

暗闇で見るその女の顔は、昨晩にも増してとても不気味だった。

 

そして、彼女はまたしても悲鳴をあげようとしたが声が出ない。

 

だから、彼女は慌てて目をつぶると、必死にお経のようなものを唱えた。

 

すると、またしても違和感が消えていった。

 

恐る恐る彼女が目を開けると、もう女は居なくなっていた。

 

それから、慌ててリビングに行くが、夜中では誰もいる筈が無い。

 

彼女はリビングの明かりを全て点けて、ひたすら朝が来るのを待った。

 

朝になって、再び、両親に昨晩の話をした。

 

しかし、やはり信じてはもらえなかった。

 

それどころか、兄や妹に聞いても、そんな怪異は体験していないという。

 

彼女は、仕方なく仕事に出掛けたが、やはり寝不足せいか、昼ごはんを食べると

 

急に眠たくなった。

 

そこで、会社の机で仮眠をとる事にした。

 

昼間という事もあり、何の不安も無かったという。

 

しかし、机に顔をうずめて昼寝をしていたとき、彼女がふと目を開けると、

 

そこにはあの女の顔があった。

 

慌てて目を閉じて気持ちを落ち着かせ、あらためて目を開けると、やはり

 

その女の顔は消えていた。

 

それからというもの、彼女が車の中で昼寝していても、公園のベンチで

 

昼寝していても、必ずその女は現れ、そして彼女が目をつぶると、

 

何処かへ消えているという事が繰り返された。

 

それは一度の例外もなく、彼女が寝ると、必ず、彼女の眼前に現れては、

 

消えるという事は同じだった。

 

ただ、1つ、気になる事があった。

 

それは、彼女が寝て、そしてその女の顔を見る度に、その女の顔は、どんどんと

 

崩れていき、腐り、今では緑色の皮膚をした化け物にしか見えなくなっている、

 

ということだった。

 

このまま、あの女を見続けたら、どうなるんだろうか?

 

彼女はそれが一番恐ろしかった。

 

だからといって、すっかり大人になっている自分がいつも母親と一緒に

 

寝てもらうなどという事はきっと叶わないことなのだろう・・・。

 

だしたら、私はもう睡眠をとれない・・・ということなのか?

 

彼女は1人で悩んでいた。

 

すると、ある日、彼女の母親が意外な事を言った。

 

これから、あんたはずっと私と一緒に寝なさい!

 

それを聞いた兄や妹も驚いていたが、誰よりびっくりしたのは彼女自身だった。

 

どたらかといえば、現実主義者であり、厳しい性格の母親がそんな事を

 

言うなんて・・・・・。

 

だから、彼女は、母親に聞いてみたのだという。

 

あれほど私が何を言っても信じてくれなかったのに、どうしてなの?と。

 

すると、母親は少し困った顔をして、

 

まあ、あれを見ちゃったからね・・・・。

 

お前が昼寝している時に、偶然部屋のドアを開けたら、あんたの背中に

 

張り付く様にして・・・・・ね。

 

あんなの見ちゃったら私も1人で寝るのが怖くなっちゃってね。

 

まあ、1人で寝なければなんとも無いのならそうするしかないでしょ?

 

そう言われた。

 

そして、それからはずっと母親と一緒に寝ているそうなのだが、そうしていると

 

あの女は現れないのだそうだ。

 

ただし、それはあくまで対処療法的なものなので、いずれAさんの力を

 

借りなくては、と思っている。

コメント

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前説ありき!

前説ありき!ですよー。
寧ろ前説目当て?(*-艸・*)
私も大監督の経過報告が聞きたいです。

個人的には前説は好きですね!
まぁ色々な人も居るから、色々な考えがあるので、あとがきにするのもありかもですね

京都は車で何度か行ってますが神社関係は個人的には行ってないです
色々行ってみたいとは思うけど、知らないうちに連れ帰るのは嫌ですね😅
現在進行形のこの案件何とかなると良いですね!

ホントにもう!

ですよね! 

ここに来る人はK様のファンなハズなのに、どうして作者に対してあーだこーだと自分の要望を言うのでしょうね!

ここは語りびとK様のワールドですから!!
イヤなら読まなきゃいいだけのお話だと思います。そして、その度にK様がそれを大変気にされていることは大いに読み取れます。

私はたぶん、K様の前説が無ければこんなにファンにはならなかったと思います。
それがここの持ち味で皆様も毎日日参していると思えるので、これからも是非、前説を惜しみなく続けて下さいね。
ちなみにこのファンは名古屋産です(笑)
作りびとは神戸産と福井産なのでこの辺りのお話は特に見入ってしまいますね!

Kさん せっかく書きためたのに、PC ダメになってショックですね。

そんな中、怖くない話の更新ありがとうございます🎵

彼女さんは京都から悪い霊を引き連れて帰って来たのですね。 私も京都には何度も旅行に行ってますが霊感0なので怪異はまったくありません。って事は彼女さんはたまたまその霊と波長があったのでしょうか?

彼女さんを怖らせるため?それとも何か訴えるため?  

とりあえず、Aさんにお願いして彼女さんを助けてあげて下さい。
そして その悪霊もできればAさんのお力で成仏できたら、全てめでたし!

私も、怖くない話と大監督やKさんの近況の話がワンセットになっているので、書き込みよろしくお願いします。

色んな考えの方がおられると思いますが
ここはKさんファンの集まる場所。

なので Kさんの好きなようにゆるゆると更新して頂いてよろしいかと。

では 次回も 怖くない話、お待ちしています。 マイペースでよろしく!

楽しみにしてます

kさんおつかれさまです

霊感なしでそんな体験一度もない私でも暗闇で1人で寝るのはニガテです
一度なんか怖いのを思い出すとそこから想像がどんどん膨らんじゃいます
そんなの一回でも見ちゃったら一生1人で寝れないと思います😭

私は前説、大好きです
kさんの近況とか大監督の話を本文と同じくらい楽しみにしてます
去年読み始めた当初はコメント欄はあんまり読んでなかったけど今では前説、本文、コメントで3回楽しめてます

忙しい朝は本文まで読み、帰ってきてからコメント読んだり🎶
ほんとこのブログがライフワーク!
ありがたいです



Kさん、読者様、おはようございます♪

前説の件ですが、個人のブログなのでKさんらしくやるのが1番だと思います。引っ越しして、心機一転で色々なものを試すのもいいとは思いますが、大多数はKさんの前説が好きですよ(*^ω^*)


今回のお話、私自身も京都へ行って何か起こるようになったのと、霊が背中にはりつく感触を経験しているので、ゾワゾワしました。
まぁ霊感ゼロなので、感覚があったってだけですがね笑


この場をお借りして、

おはるん

バラトシさん。バラシ屋トシヤさんのブログのことだよん♪
はるさんって方がコメントされてて、おはるんかと勘違いしてしまいましたぁ。
そうです、いわゆるヤラカシと言うやつです。

えーーーー嫌です😭😭😭

K様の前説と誤字と大監督の小話と怖い話全て含めてわたしのライフワークなのに!!!!😣

引っ越し寸前での更新が途絶えてしまった時なんて、一人でハラハラドキドキ
いつ読めるかないつ読めるかな
万が一更新してないかなぁとソワソワしてたのに!😩

怖い話のためのエネルギーチャージの期間なんてもう、喉から手が生えまくってるかってぐらい
いや、首がながーーーーくろくろっくびになっちゃうかってぐらい楽しみにしてたのに!!😫

どうしても怖い話が浮かばないときや今回のようなアクシデントのあった時は大監督の小話とK様の誤字を読むだけでも満たされるってぐらいK様の怖くない話には無くてはならないものなので

K様の御負担でないときや急を要するとき以外は極力書いてください🤤🤤🤤
無理にとは言いませんがぜひともお願いします👏🏻👏🏻👏🏻

あとM様見つけられました〜!pc用の表示とスマホ用って全然違うんですね😅
また一つ楽しみが増えました!

お疲れ様ですKさん!
私は大監督のファンですし、前説も1つの楽しみですよ!見たくない方は飛ばせばいいと思います( ^ω^ )
あと、営業のMさんの話はどこで見ればいいですか?どこにもありません(TT)

今日の怖くない話。怖い…
1人で寝れないのはしんどいですよね(TT)

京都旅行の帰り、ということは
京都から連れ帰った霊ってことなんですかね……?
京都で読んでるので余計に怖ーっ。゚(゚´Д`゚)゚。って感じてす_(:3」∠)_

電化製品壊れたら叩くが一番!

こんばんは!眠り姫ならぬ眠れない姫ですか!ま、お母ちゃんと一緒なら大丈夫みたいだから一応安心ですが、会社にも出るあたり厄介ですね!彼女は京都でなにしたの?Aさん出してきたらいいんだろうけど、何でもかんでもAさんてのもちょっとね?kさんが大切な人ならすぐにでも払ってあげてほしいですが、Aさんて普段なにしてるんだろ?瞑想?

はじめまして

こんばんは!いつも夜の楽しみに拝読させて頂いてます!Kさんの怖くない話、いつも想像してしまってたまらなく怖いです、、、たまに出てくるほっこり系が大好きです!
大監督さんや家族のお話など前説も含めて大好きなので、削らないでほしいなと思います😭

ありがとうございます

パソコン故障で落ち込み中なうとのことでしたのに、発掘されたお話をあげていただき、ありがとうございます。
書き溜めてあったお話は残念ですが、K様のペースでゆるゆるとまたお願いしますです。

外でのうたた寝でも対面するなんて、本当に辛すぎです!お母様が理解してくれてよかったですね。
Aさん登場の解決編、お待ちしてま〜す?

あ、私も、前説、というかK様の近況話は楽しみにしてます。
どうしても怖くない話がかけない…そんな時、近況話だけでも構わないくらいにですw
まぁ、それは流石に他の方には物足りないかもしれませんが(^^;;

お疲れ様です。前説の件ですが誰のものでもないK様のブログですので今まで通りで良いかと思います。ずっと拝見させて頂いてた身としては、近状の前説からの本題って流れが心地よいテンポで好きです。
色々と御気遣いされる辺り人柄が伺えますが、ここは自由で良いかと?前説と本題にしても改行やらで区別はつきますし。嫌なら飛ばすなりなんなりすれば良いかと少なくとも本を読んでるわけでは無いのでそれぐらいの労力?は閲覧側の問題ですので。此方側のマナーの問題かと?

今回のお話、何かを訴えてるだけで無害かと思ったのですがそうでもなさそうで。大事になる前に早めにAさんにご登場願いたいです。
京都から連れてきたのかな?都と言われた場所には良きにつけ悪きにつけいろいろあるから気をつけないと聞いた事があります。
体験者様が御無事であります様。

もしかして…

|∀•>)チラッ
更新されてるし良かった(ㅅ´∀`*)
あと少し気になりましたが、Kさんのブログですよ?前説も楽しみにしてるので今まで通りで、お願いしますよぉ
_( (_´Д`)_
ちょっと私が(#^ω^)ピキピキってしちゃいました。

目覚めたら…想像しただけでも耐えられんわぁ~もぉーどんな場所でも1人で寝ると見えるって感じで、何を訴えたいのかなぁ?
1人じゃないと出てこないのが救いでしたけど、取り憑いてるっぽいですよねぇ
A姉御に聞いたら、教えて下さいね。
ではハートブレイク中更新ありがとうございました。

K様、皆様こんばんは!

ハードディスクがとんだのですね(涙)
お気持ちは分かります。。
私も何度かとんだことがW

今回のお話に現れた霊は、京都から連れて帰ってきてしまったのでしょうか。。
しかも現在進行中で、今でも一人で寝ると現れるのですね(汗)
早く解決できる事をお祈りしております。

それでは失礼致します。

振り返れば・・・

語り人のKさん

舌の根も乾かぬうちに・・・怖くない話ですね(汗

ラブストーリーじゃなくても、怖くない話は突然に・・・京都で何がどうしてこうなった!
見る度に朽ちて行くその姿、想像したくないですね(笑

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。

No title

Kさま~
パソコンが天に召されるとは涙。
今回の方…
京都から連れて帰ってしまったのですね…
私もひとりだったら、怖くて夜にkさんの怖くない話なんか読みにこれません。息子がすやすや隣で寝てくれているおかげです。
ありがたや~

ありがとうございます!

お話が見れて嬉しかったです!せっかく書きためていたお話が消えてしまって、残念でしたね。私も残念です~!
Kさんが無理しない程度でお願いしますね♪
長きにわたり、お付き合いしたいブログなので。
前置きも私は楽しみですよ~!