〈style〉 a:visited {color:#333;} 〈/style〉
                
updated date : 2018/04/10

見ただけで人を殺せるモノ(前編)

語り人Kです。

皆様、お疲れ様です。

そういえば、以前、書いたブログに金沢市内の交差点の

近くの怪異を書きましたが、つい昨日、奇妙なことがありました。

会社での会議が終わり、お客さんのところに寄ってから

岐路に着いていたのですが、何の前触れも無く、突然

営業車の自動ブレーキがかかりました。

まるで、誰かが歩道から飛び出してきたかのように。

完全にブルブレーキ状態になり、私は前のめりになって

ハンドルに頭をぶつけました。

しかし、当然、誰もいるわけも無く、気を取り直して

再び車を発信させようとしましたが、車にはブレーキが

かかったたままで、まったく動きませんでした。

実は、その交差点の話をAさんにしてみたところ、

どうやら、かなり昔、その近くにあったビジネスホテルが

関係しているそうで、あまり首を突っ込まないほうが

良いですよ!

と釘をさされてましたので、私ももうそれ以上、調べるのは

止めていたんですが・・・。

まあ、これで踏ん切りがつきました。

もう、あの交差点の怪異は忘れることにします。

そして、忘れる、といえば・・・・。

昨日と今日は高校で試験だった大監督。

昨夜は遅くまで1階のリビングで猛勉強して、今日の試験に

臨んだそうですが、あまりの睡魔に覚えたことを全て

忘れてしまい、寝落ちしないようにするのが精一杯

だったそうです。

本当に何の為の猛勉強だったのか・・・・笑

ということで、今夜もいきましょう。

怖くない話。

長い話ですので、前編と後編に分けさせて頂きます。

ちなみに、後編はこれから書きます(笑)

それでは、どうぞ!





これは知り合いの霊能者さんの身に起こった出来事。

 

彼女は何代にも渡って、ある物を守る為に存在してきた霊能者

 

の末裔だった。

 

それこそ、遠い昔から彼女の家系には、必ず1人の強力な霊能者

 

が生まれ、死ぬまで役目を果たし続ける。

 

そして、その者が死ぬまでには、別の能力者が生まれ、その役割を

 

引き継いだ。

 

そうやってずっと、ある物を護るという役目を担ってきた。

 

確かに、その役目を続けている限り、親族の生活は保証され、

 

それなりの暮らしをしていけるらしいが、それでも、親族は

 

1人の選ばれた能力者をサポートする為に、ずっと親族一同が

 

一箇所に固まって生活しなくてはいけなかったらしいし、何より、

 

能力者として生まれてしまった者は、結婚はおろか、恋愛さえ

 

許されず、じっと鳥かごの中の鳥のように、一日の殆どを

 

祈祷する為の社の中で過ごさなければならなかった。

 

そして、そんなにまでして護らなければいけないものとは、

 

何なのか、といえば、それは、その土地の大地主の家系だった。

 

元々は、その大地主である先祖は、大昔、底を訪れた旅人だった。

 

しかし、その場所がとても良い立地だということに気付いたのだろう。

 

その旅人は、その地に住み着いて、森を開き川を整備した。

 

すると、瞬く間に、その土地一体はとても豊かな土地になる。

 

大勢の人が移り住んできて、日の土地は更に開けていった。

 

しかし、その地主の先祖は決して善人ではなかったようだ。

 

あろうことか、元々、その土地に住んでいた農民を殺したり村八分にした。

 

川に橋を架ける時には、人柱にし、山の神に祈る為だといって、

 

農民達を、人身御供として、山ノ神に捧げた。

 

そして、いつか、元々その地に暮らしていた農民は完全に死に絶えてしまい、

 

あとに残ったのは、大地主として君臨した後に、その土地に移り住んだ者達

 

だけであった。

 

しかし、そんな事をすれば当然呪われてしまうのだろう。

 

大地主の家では、次々に病に倒れる者、そして急死するものが続出した。

 

子供が生まれなくなり、先ず最初に子供達が次々に命を落とした。

 

そして、それは次には大人へと広がっていく。

 

そこで、当時、高名な能力者だった彼女の祖先がその地に呼ばれた。

 

そして、連日、祈祷を続けると、不幸の連鎖はピタッと収まった。

 

それから、彼女の祖先と、その大地主の家系との繋がりが始まった。

 

それは繋がりというよりも契約といった方が良いのかもしれない。

 

彼女の家系が永遠にその地主の家系を護り続ける限り、その生活は

 

保証される。

 

そり代わり、彼女の家系の者は、命を懸けて、地主の家系を護らなければ

 

いけない・・・・。

 

そういう契約だったらしい。

 

こんなデジタルな世界に何故?

 

と思えるかもしれないが、実際、彼女の祖先は、そうやって、その地で

 

生きてきた。

 

中には、地主の身代わりに呪い殺される者を多くいたが、それでも

 

彼女の家系にはもう生きる術はそれしか無く、これまでも、そしてこれからも

 

ずっとその地主一族を護り続けていかなければならないのだという。

 

そして、そんな彼女の家系の中である時、異変が起こる。

 

それは、能力者としてまだ現役だった祖母がまだ元気な頃に、同じく

 

能力を受け継いだ彼女が生まれてしまったのだ。

 

そんな事はそれまでには決してなかった。

 

だから、彼女の親族は、浮き足立った。

 

これで、呪いから解き放たれるかもしれない・・・と。

 

しかし、実際にはそうではなかったようだ。

 

薬に免疫が出来ると、耐性がついてしまって薬が効かなくなる

 

のと同じように、ずっと祈祷を受けているうちに、耐性がつき、

 

とても強力な呪いの力を持った怨霊が現れた。

 

それは、到底、1人の力ではどうにもならず、二人掛かりで、ギリギリ

 

何とか鎮められる感じだった。

 

そして、その時、気付いた。

 

同時期に強力な能力者が生まれてきたのは、それだけの力を必要とする

 

相手が現れるという意味なのだと・・・・。

 

しかし、判った時にはもう手遅れだった。

 

彼女も祖母も完全にその怨霊に翻弄されてしまう。

 

その怨霊は、彼女には一切手を出さず、百戦錬磨の経験を持った祖母を

 

標的にしてしまう。

 

毎日、祖母を付け狙う様に、その怨霊は祖母の前に現れた。

 

朝起きると、枕元にその怨霊が座り、気持ちの悪い顔で祖母を睨んでいた。

 

昼間、祈祷をしていたも、そんなもの何も効かない、とばかりに平気で

 

社の中の祭壇の前で、ニタァーッと笑った。

 

風呂に入っていて、湯船の中からスーッと現れ、夜寝れば、夜中に

 

必ず目を覚ましてしまい、

 

いつも布団の上に座り気持ちの悪い顔で笑っていた。

 

そして、その話を聞き、日ごとにやつれていく祖母を見ていても

 

彼女には何も出来なかった。

 

それが自分の力の及ぶ相手ではないと本能が教えていたから。

 

しかし、祖母は決して彼女を責めなかった。

 

それどころか、このままでは私の次にはお前が狙われるのだろうから、

 

出来ることなら、この土地から逃げなさい、と進言してくれた。

 

そして、祖母は最後の賭けに出た。

 

以前から、その高い能力に惚れ込んでいた、とあるお寺の住職に助けを

 

求めた。

 

すると、以前から付き合いがあったその住職は、危険も顧みず、すぐに

 

祖母の下に駆けつけようとしてくれた。

 

しかし、その道中、突然の心臓発作で、崖下に車ごと転落して死んだ。

 

遺体は、身元の確認も困難なほど、ボロボロになっていたという。

 

そして、いよいよ覚悟を決めた祖母は、最後の戦いに挑んだ。

 

自分の命と引き換えに、彼女だけは護ろうとして・・・。

 

しかし、相手の力が圧倒的過ぎた。

 

いつも祈祷を捧げている社の中を最後の決戦の場として選んだ祖母は

 

その場所に怨霊を呼び出すことには成功した。

 

しかし、その後、祖母は、ありえない姿で発見された。

 

まるで、何か巨大な力で体がバラバラに引きちぎられ、散乱していた。

 

それでいて、その場には地は一滴も流されては居なかった。

 

まるで、何かに全て吸い尽くされたかのように・・・・。

 

そんなことがあった、数ヵ月後、彼女から電話を貰った。

 

それは、今までのお礼と別れの言葉だった。

 

今まで本当にありがとうございました。

 

そして、もう会うことは無いと思いますので、お幸せをお祈りしております。

 

そんな言葉だった。

 

しかし、そんな言葉をかけられて、

 

はい。わかりました。

 

と言う人間など居ないだろう。

 

俺は、決して口を開こうとしない彼女に執拗に聞いてみた。

 

そして、ここまで書いた話を聞いた。

 

そして、最後に彼女はこう言った。

 

相手は、見ただけで人を殺すことも可能な魔物です。

 

決して助けようとは思わないでください・・・・。

 

これが最後のお願いですから・・・と。

 

その言葉に、何とかしてやりたい、と思った俺だったが、さすがに

 

「見ただけで人を殺せる相手」と聞いて、さすがに腰が引けてしまった。

 

しかし、どうやら、彼女が体験する恐怖は、その時まだ始まったばかり

 

だったようだ。

 

そして、彼女はこの世の地獄を見る事になる。

 

 

コメント

非公開コメント

結婚や恋愛が許されないのに子供は産まれるんですか?
祖母ってことは、直系ですよね??
野暮な疑問をすみません。

K様 読者の皆様
こんにちは、ばばろあです。


大勢の人が行き交うところ。
ゆえに様々な思いが行き交い、時には置き去りにされることも。。。
たくさんの思いが渦巻く交差点、怖いです。
金沢在住のみさとん様も、怖いと言ってましたね。
Aさまはもうおわかりのようで・・・
K様が魅入られないことを祈るばかりです。

さて、今回のお話。
なんと長編!!
先祖代々の呪いとなると、そう簡単に逃れることはできなそうですね。
しかも、それを先祖代々護ってきた能力者のS.O.S発信となると、さらに上回る能力のある者でないといけませんね!
Aさまで太刀打ちできるか、姫の登場か!
続きが気になります!!
・・・なんかワクワクしてしまいましたが、これも実話で、本当に命をかけて生きてらっしゃる方が実在するんですよね。(反省)
彼女がご無事でいることを願うばかりです。

おはようございます。

まだ、後編は…まだですね。

まぁ~、仕事してますから。大丈夫ですけど。

Aさんの話では無いですね。

助かるか。心配になってきました。

でも、昔から…良い土地を巡るトラブルはあったのですね。

昔のが…怖いかも。そかも、良くない人達。

それも、なんかよく聞く話。

まぁ~、思った以上に良い場所を得ると…悪い人になってしまう事が多いって事ですよね。

マジですか…

今日通っちゃいましたよ~汗。
Aさんもいるし、Kさんには悪さしないだろうし、
私も大丈夫だろうと息子の買い物に文房具買いに交差点通っちゃいましたよ~
怖すぎる~
簡単には忘れられないですぅ~

この場をお借りして

中西様へ、飼育員をしていたのは正確には私の叔父です、姪浜に在住しており帰省した時は必ず会います。中西様におかれましても、今まで紆余曲折おありのようですね。そして、その時々に御自分で「環境調整」をなされていたのですね。私の父は自営、そして私の義父は造船関係、そして飼育員の叔父。この3人は仕事を生き甲斐にしていた人です。そして共通点はやはり後輩達の育成への熱意です。中西様もヒ゛シビシ後輩に指導されているようで…。私も何とか復帰に向けて頑張ろうと思います。 彼岸花様、朝の着替え→靴を履く→ドアを開けて出る。それすらお辛いのではとお察ししております、(違っていたらご免なさい)無責任な事は言えませんが、出来るだけ、(手が届く範囲だけ)やってみてください。応援しておりますし、私も頑張ろうと思います。

K様、皆様こんばんは!

交差点近くの車での怪異のお話、
覚えています。

車の最新技術が霊に反応するというのは、
なんだかとても不思議です(^^;;
K様くれぐれもご注意くださいませ。

今回登場の霊はとんでもない悪霊ですね(汗)
見ただけで命を奪う事が出来るなんて、
まるで死神のよう。。
続きが気になります(^^)

それでは失礼致します。

義務・・・それとも使命・・・

語り人のKさん

新緑の青が、老いた眼に鮮やかに映ります・・・エバー・グリーン!

この現代にも、そんな役目を負った方々が居られるんですね。
禍根と縁故、凄まじいです。
過去にも同類の記事がありますが・・・何ともやるせないです。

それでは、後編を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。

後編

早ようお願いします  (^人^)

kには気をつけろ

こんばんは!今日kさんに会いました!kさんいわくこっちに来て!ていうので渋々ついていくと、少しいりくまった住宅の裏の方でした!こんな所に私をつれこんで、何をするのだろうと不思議に思っていたら、なぜかサインを求められました!なぜ私がサインを?kさんに2冊目のサインをまだもらってもないのに!と、半端怒りに震えながらサインをかきました!みなさんも春の交通なんたらのkさんにはくれぐれもサインしないで済むようにして下さい!15000円あったら本いっぱい買えたのに!あ、後編にコメしますね!

本編の続きも気になりますが、例の交差点での出来事も怖いです。
K様はお仕事で車を運転する機会も多いかと思います、くれぐれもお気をつけ下さいね。違和感を感じたらすぐに逃げて下さいね。


この場をお借りして……

ちんぱん様、中西様、まってぃん様、R K様。
コメント欄への励ましのお言葉本当にありがとうございます。
正直、任期満了まで頑張れるかどうか自信はないです……が、出来るだけやってみます。