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updated date : 2018/04/15

地下というところ

語り人Kです。

皆様、お疲れ様です!

こんな話が読みたい、というご希望、ありがとうございます。

実は、怖い話のストックの中から、今回はどんな話を

ピックアップするか、というのはなかなか難しいものですから、

とても助かります。

趣旨とは違った内容になるかもしれませんが、近いうちに

アップさせて頂きます。

それから、コメントで、

毎日の更新、無理しないでくださいね、という優しい言葉を

頂くのですが、私としましては、こちらのブログに引越し

してからは、更にライフワークとしての楽しみを感じておりまして、

全く苦には感じておりません。

ですから、どうしてもタイピングが進まず書けない時以外は

楽しくアップさせて頂いております。

ですから、気が向いたらお読みいただければ嬉しいですし、

コメントを頂くと、更にやり甲斐を感じます。

こんな感じですので、これからもユルユルと宜しくお願い致します。

ということで、今夜もいってみましょう。

怖くない話。

それでは、どうぞ!






今現在、判っている事実として、世界一深い海は、マリアナ海溝

 

の、水面下で10キロメートル以上。

 

当然、人間が到達できるはずもなく、そこには一体何がどうなっているのか、

 

さえ判らないのである。

 

そして、それほどではないが、陸地にも深い位置に施設が存在している

 

所がある。

 

日本で言えば、岐阜県のスーパーカミオカンデ。

 

以前は鉱山として採掘作業が行われていた場所であるが、現在は

 

東京大学の研究施設があり、宇宙から降り注ぐニュートリノというものを

 

研究しているそうだ。

 

そして、それ位の深さになると、高熱に耐えると同時に、酸素も人工的に

 

循環させなければ、人間は生きてはいられないのだという。

 

そして、これから書く話はそんなに深い場所の話ではない。

 

ほんの数十メートル、地上から下がった程度の場所である。

 

それは地下鉄の工事現場。

 

当然、地下鉄を作るうえで、その辺りの地盤の強度を調べたり、

 

水脈や他の妨げになるものを事前に調査するのは必然になる。

 

そして、これは以前、知り合った工事関係の方から聞いた話である。

 

その方は過去に何度も地下鉄の工事に従事された事があるという。

 

朝、早くから地下に潜って作業をし、夕方に地上に上がってくる。

 

それは言葉に出来ないほど、ホッとする瞬間だという。

 

本来なら昼食の時には、地上に上がっても良い、という事に

 

なっているのだが、工事の進捗が悪くなると、誰も地上には上がらなくなる。

 

昼食だけでなく、休憩の時間も、地下に潜ったまま・・・。

 

そんな環境で仕事をしていると、中には、体調を崩したり精神的に

 

病んでしまう人もいるのだという。

 

しかし、どうやら、屈強な工事関係者の精神を蝕んでいくのは

 

地下での作業というストレスだけではないようだ。

 

そして、これは彼が体験した、とある現場での話。

 

通常、地下に潜っていると、それだけで現世とは違う場所にいるような

 

違和感を感じるらしいのだが、その現場は特に酷かったらしい。

 

とにかく、早くその場から離れたくて仕方なくなる。

 

そけでも、工事は進めなくてはならず、そんな中で働いていると・・・。

 

まず、工事をしていると、誰かが変なことを言い出すらしい。

 

それは、地下から声が聞こえてくるというものだ。

 

まるで誰かがヒソヒソ話しているような声。

 

しかし、工事を行っている場所でさえ、かなりの深さであり、それよりも深い

 

場所に何かの施設があり、人間が居る事など考えられない。

 

しかし、人の声を聞いたという者はどんどん増えていく。

 

勿論、工事の遅れに繋がる全ての要因は排除したいというのが現場監督の

 

本音なのだろう。

 

しかし、人の声が本当に聞こえたとなれば、工事の根幹を揺るがす大事件だ。

 

当然、以前行った調査結果を引っ張り出してきて専門家に意見を聞く。

 

しかし、どの資料を見ても、工事箇所の下に空間があるという事実は

 

見つからない。

 

結局、空耳だろう、という事で工事は再開されるのだが、下から

 

聞こえる声は更に顕著になる。

 

ウォー・・・ウォー・・・

 

という、まるで怒り狂った様な声。

 

そして、時折、ドンッドンッと地面を叩く様な音も混じってくる

 

様になる。

 

作業員達は、恐れおののき、作業が手に付かなくなるが、結論として

 

その下に空間も無ければ、人が生きていける要素も存在しないという事

 

になつているので、工事はストップしない。

 

そうすると、工事作業員達は、得体の知れないモノを見るようになる。

 

それは、工事現場の隅にボーっと立ち尽くして、こちらを見ている

 

裸の男だったり、列を成して工事現場を通っていく男女の群れ

 

だったりもする。

 

そうなると、1人、また1人と精神に異常をきたし、その現場から

 

離れていく。

 

しかし、すぐに新しい人手が投入され、現場作業は継続される。

 

そんな中で彼が最も驚いたのは、地下鉄のトンネルの天井部分に完全に

 

頭が着いてしまっている程、巨大なもの。

 

それは、男とも女とも判別出来ない容姿であり、灰色の肌をした

 

巨大な4足歩行の人間だったらしい。

 

そんなものを見ても彼はその現場から逃げ出さなかったらしいが、ある日、

 

工事現場の隅でニターっと笑いながらこちらを見ている顔だけが巨大な

 

女を見たとき、すぐにその現場を離れる決心をしたのだという。

 

何しろ、その女の目は明らかに、俺達人間を餌として見ている様な

 

得体の知れない笑みを浮かべていたんだから・・・。

 

だから、その時、確信したんだ。

 

そこは俺達人間が居てはいけない場所なんだと・・・。

 

そして、最後にこう言っていた。

 

よく地下鉄で怪異が起こるって聞くけどさ。

 

そんな事、当然だろって言いたいね。

 

だって、あの深さの場所は人間が居ても良い領域ではなく、間違いなく

 

あいつらのテリトリーなんだから・・・と。

 

そういえば、ロシアでは地下12キロという深さの穴を掘って

 

地質の調査をしたらしいのだが、その際、マイクが得体の知れない声を

 

拾ってしまい、その穴は現在は塞がれたままだという話を思い出した。

 

やはり、人間は地上で生きていくしかないのかもしれない。

 

 

コメント

非公開コメント

Re: 地下といえば・・・

埼玉のS様。
ご無沙汰しております。
貴重な話をありがとうございます。
早速、明日にでも探索?に行ってみたいと思います。
それと、いつもお気を遣わせてしまい、本当に
申し訳ありません。
皆で美味しく頂かせて貰いました。
今度は是非、手ぶらで会社の方に遊びにいらしてくださいませ。

地下といえば・・・

Kさん、お疲れさまです。

地下と言えば、昭和42年に作られた金沢最古の地下道が現存します。
中村町地下道という名前で、当時の国道8号線を安全に渡れるように整備されたその地下道が、細田塗料さんのすぐ近くに。

今はキレイにリニューアルされていますが、四半世紀前には薄暗く不気味な地下道でした。
特徴的なのは、道路を横断している区間が円筒形になっているところ。
天井が低く妙に圧迫感のある空間でした。

その昔、この地下道の近くに電話ボックスがあって、ある日バイト先の社員さんが”見た!”と言っていたこと、その表情を今でも
覚えています。

こんにちは。

4本足で立つモノですか😱・・・
そんな異形のモノには一生出会いたくないです・・・

そういえば かなり以前に普段乗らないある地下鉄に乗ったとき(たまたま1回乗っただけ)けっこうな圧というか圧迫感のある地下鉄🚇があったなぁ・・・息苦しかったなぁ・・・と思い出しました。

そういうこともあるんですかね。

高い所も苦手なため、地上に近いところで自然の風を感じて平和に生きていきたいと思う今日この頃です。






ご無沙汰してます

栃木県に大谷資料館と言うとても大きな洞窟があります。
夏でも涼しく、コンサートや戦隊物の撮影に使われたりと有名なところですが、そこを歩いているとき、後ろから女の子の歌声がずっと聞こえていました。出口近くには耳元で…
後ろを歩いていた娘だと思い「うるさいよ」と振り向くと娘は大分後ろを歩いていたということがありました。
やはり、地下は異空間と言うか別の雰囲気がありますよね。

閉塞感

K様 読者の皆様
こんにちは、ばばろあです。

だいぶ遅れを取っていますが、
一話一話じっくり読んで感想文書いてます。

ばばろあ、高い所も苦手だし狭い所も苦手です。
幼いころは、かくれんぼでも狭い所に入るのがイヤでわざと見つかるようにしてたな。
さてさて、今回は地下のお話。
人間の邪魔もせず、ひっそりと地下に暮らしていたのに・・・・という怒りなのでしょうか。
やっと見つけた安住の地だったのかもしれないと思うと、ちょっとかわいそうです。
きっと、成仏もできず人間界にも居場所が見つけられなかったんでしょうね。
先日のお話のように、何か良いことをしたら上の世界に行けるってことになればいいのに。

出版社の校正担当者より前に

「世界一深い海は、マリアナ海溝の、水面下で10キロメートル以上。当然、人間が到達できるはずもなく、そこには一体何がどうなっているのか、さえ判らない」
とあるのですが、実はかなり昔の1960年に人類は到達しちゃってるんです。
マリアナ海溝のチャレンジャー海淵という水深10,911m(日本のかいこうの精密調査の深度による)のとこに。トリエステ号という、母船と連動したバチスカーフ潜水艇で。海溝の底でヒラメやエビなどの生物が生息しているのを発見して驚いたとか。
 話の本筋と関係ない、つまらない話ですみません。

おはようございます。

地下鉄とか、地底トンネルとかの話なですかね?

まぁ~、それだけでは無いと思いますが。

確かに…簡単に人が踏み入れる場所では無いですよね。

色んな物が…底に溜まって。って事なんですかね?

地下鉄の駅とかでも話が出やすいのは…そのせいなのですかね?

No title

Kさま、皆さま、こんにちは。
生きている者、あるいは人間が入っては
いけない場所、領域っていうのは
実は結構ある気がします。そしてまた、
そういうところに棲まう者の中には、
絶対に分かり合うことが出来ない者も
いるということも。

まあ、生きている者同士なのに、時として
異界の者以上に理解を超える輩もおりますが。

K様、皆様おはようございます!

K様へのリクエスト
私も考えてみます(^^)

地下に限らず、自分達が静かに暮らしている場所が荒らされたら誰だって怒りますもんね。。

しかし、灰色の肌をした巨大な四足歩行の人間とは(汗)
もうゲームに出てきそうな感じですね(^^;;
強そうだ。。

それでは失礼致します。

何時も更新ありがとうございます。

地下道も怖いと感じる人なので地下での仕事をされる人を尊敬しますが、深い場所にも人ならず人がいるのですね。

もしあるのなら病院や火葬場でのお話を読んでみたいです。

No title

真・日本の黒い霧
新・日本の黒い霧のお二つのブログを
並行して進めておられる方は、地下都市を
前提としておいでです。
(圧力でウィルスを仕込まれたりも
あるそうなので、読んでみようという方は
ご用心を。ウィルス対策を万全に)
でも、それとはまた違う異形の領域ですね。

個人的には、他人との接し方の自戒も
こめて、自分では忘れてるような
意地悪、暴言の報い、みたいな話を
ご披露していただきたいです。
恋愛以外の出世などをめぐる嫉妬の
エピソードとかも。
でもどんなお話も楽しみです。

この場をお借りして

Kさん皆様こんばんは。私は岐阜在住ですが、スーパーカミオカンデのある神岡町を通りましたが、近くに大きな寂しげな鉱山か工場があったのを覚えております(廃墟か工場が好きな方にはお薦めかもです)。今日も僕の嫌いな幽霊の列が出てましたね。「夜と朝の境界」とか、名作「センサーカメラ」を思い出しました。娘も「今日のは気持ち悪い」とっていましたね。→中西様、コメント戴き嬉しいです。定住されているのですか?住んでいると意外とどこにも行かないものですよね。僕は歴史と写真が好きなので図書館で情報を得てから色々回りました。糸島の夫婦岩からの夕日は美しいです。明日は仕事。僕は家族をやしなう一機械と思い、何とか出勤しています。→彼岸花様、明日も頑張りましょう。それでは失礼します。

デパ地下大好き❤💕

こんばんは!地下ですか!こないだ京都府知事が代わったとニュースでやってましたが、京都市て高さ制限のある街で、朝夕の渋滞、ぱんぱんの路線バス、観光バスの駐車問題などなど、大阪の人からすると田舎らしいが、私らは若い頃よく行った好きな街なんだけど、地上がだめなら地下やで!と政治家にでもなった気分で、あそこは地下トンネルにして、ここは地下庭苑もええな!と呑気してたんですが、結局作るのは工事する人達なんで、今日kさんの話を見て、地下はぼつやなと思いました!だいたい魔界都市ですもんね🎃でもリニア新幹線🚅とかどうするのかな?

そんなに!

更新ありがとうございます。
前説で、どれをupしようか迷うほどの
豊富なお話のストックが そんなにたくさんあるなんて。
本文読むのはこれからですが、Kさん御本人が一番怖くないのでは。。と!!

こんばんは

K様、今日はずいぶん早くブログを描いたのですね。
私は、8時ぐらいまでずっと我慢しておりました😃

やはり、世の中には、『人間たち以外の領域』というものがあるのですかね。
私も、その領域に入らないように注意しなければ!
それでは、K様も幽霊に気をつけてくださいね!

K様が楽しんで書いておられるのが伝わってきて、読み手もとても楽しいです。
私は古い蔵が出てくるような、日本の旧家にまつわるエピソードが好きです。何かありましたらまたそういうお話を読ませていただきたいと思います。


この場をお借りして……

中西様

今日もお仕事お疲れ様でした。
また素敵なお言葉をありがとうございます。外での作業や車を使ってのお仕事、大変なご苦労もおありかと思います……どうぞお体大切にしてくださいね。猫ちゃんたちにもどうぞよろしくお伝えくださいませ。

毎日楽しみにしています!

K様皆様こんばんは

今日1日だらだらと過ごしてましたが、また明日から仕事なのね~(-_-;)

地下って本当に閉塞的な感じがして、圧迫感があるので、長時間いるのは辛いです。

昔は、窓もないような空間で仕事をしてましたが、今の天気も分からないようなところは、やはり息苦しいです。

今は窓から外の景色が見られるので、いい気分転換にもなって仕事がはかどります!←たまにぼーっと眺めて、現実逃避してます。

私は、地下でそんな声聞いただけで、逃げ出したくなると思います!!

では、皆様ご自愛くださいませ。

この場をお借りして

ともさん

人情派で必殺仕事人の藤田、もとい、中西です。

明日からも頑張るで~!

地下って

k様
よく地震の影響で見たこともない深海の魚があがったりしてるのと同じで地下にも幽霊ではなく他の生物がいるんですかねー
たまに東京で地下鉄から地下鉄に乗ると凄い下へ下への怖い位の階段があり地上からどの位下なんだろうと思った事あります。
ロシアは何気にオカルト好きみたいです。
旦那が霊能者が出る番組とか見てます。
刺青してる霊能者とか ww

闇塗の世界・・・

語り人のKさん

午後からは日差しが戻り、暖かな気温の福岡です・・・あぁ~庭の草刈りをせねば・・・(涙

成る程・・・地下にも魑魅や魍魎が跋扈する訳ですね。
地下なら何と呼ぶんだろうか・・・過去にも地下施設に纏わる怪異の記事はありましたが・・・怖くない話ですね(涙
4足歩行・・・装甲型歩行兵器AT―AT見たいなのが・・・。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。

大阪の地下鉄好きです…

Kさん
皆さん
お疲れさまでございます(^ ^)

毎日仕事の時間に追われ
電車を乗り継いでいる時には
うまく乗れるかどうか以外は考える事もなかったのですが
大阪の地下鉄でも
今里筋線や鶴見緑地線のような深いところを走る地下鉄は工事もタイヘンだったんでしょうね。(ちょっとビビってます…)
電車も高速道路も橋も便利に使わせて貰ってますが、
これからは感謝して乗ります(‾人‾)

〉かのんさん
私もお返事とか嬉しいです⤴︎⤴︎
よろしくです♬
皆さんご一緒に楽しみたいですね〜〜\( ˆoˆ )/
(人情派中西さんもいてはるし(*^^*))

なるほど…。😱

K様、更新ありがとうございます。m(__)mそう言えば、テレビでUFOやUMA関連の番組で、どこか外国の地下鉄の工事現場の防犯カメラに地球にいない生物が写っていた映像を見たことがあります。その番組、ほとんどがトリックっぽく、その地下鉄の映像も笑いながら見ていましたが、工事に従事されていた方の体験ならば、なにか未知の生き物か触れてはいけない場所はあるのでしょうね。m(__)mでは、またの更新お待ちしております。m(__)m(*^^*)