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updated date : 2018/05/09

ジェットコースター

語り人Kです。


皆様、お疲れ様です!


今日の金沢は肌寒い1日でした。


これだ気温の変動が激しいと、体調管理も難しい


とは思いますが、皆様におかれましては、


ご自愛頂ければ、と思います。


栞の希望者が本当に沢山いらっしゃいまして、


嬉しい限りです。


もしかしたら、数が少なくなってきた場合には、


お1人につき、栞が1枚という形になるかも


しれませんが、その場合はご了承くださいませ!


そうならない様に頑張りますが・・・。


それと、サイン本と一緒に、お菓子など同封して


送って頂ける方もいらっしゃるのですが、本当に


お気持ちだけで十分ですので(汗)


そんな事をして頂いたら、私も更に何かお返しを


しなくては、と考えてしまいますので、宜しければ


簡単なお言葉のみ添えて頂ければ、それだけで


小躍りするくらい喜んでおりますので(笑)


栞は、Aさんが副業として手伝っているものです。


定期的に、内職として、自分の部屋で、せっせと


穴を開けたりリボンを通したり、袋に詰めたり


しているものです。


金沢駅やホテルなどでも売られている物を


私が買わせて貰っております。


特に、気を注入しているとかはありませんが、


私的には明らかに退魔的効果がありますので、


私も妻も娘も、そして姫も持ってます。


まあ、姫にはそんな物、要らないと思うんですが(笑)


ですから、肌身離さず持ち歩くも良し、玄関に魔よけ


として置いておくのも良しだと思います。


ご参考までに・・・。


それでは、今夜もいってみましょう。


怖くない話。


金曜日は仕事関係の飲み会だ~!


それでは、どうぞ!







俺はこの歳になっても遊園地という場所が好きだ。

 

しかも、最新式の遊具が揃った人気テーマパークではなく、

 

昔ながらの何処にでも在る様なスタンダードな遊具が並ぶ

 

遊園地が大好きだ。

 

確かに、お化け屋敷やゴーカート、メリーゴーランドなどを

 

楽しむこと自体も好きなのだが、やはり昔の郷愁に浸れる空間

 

であり、その場所に居るだけでも、まるで子供の頃に帰った

 

気持ちになれる。

 

そんな俺だが、いつからか、絶対に乗らなくなったものがある。

 

それは、ジェットコースターである。

 

理由は簡単。

 

怖いのである。

 

よく、バイクに乗ってるくせにジェットコースターに乗れない

 

なんて・・・・と言われるのだが、こればかりはどう馬鹿にされても

 

乗る気にはなれない。

 

きっと、自分が運転せずに乗せられたまま、まるでコースから

 

飛び出す様に進む事に、馴染めないのかもしれないが。

 

だから、よくジェットコースターの最前列に乗ったり、両手を

 

上に挙げたまま乗っている人を見ると、素直に尊敬してしまう。

 

そして、俺の友人にもジェットコースターが大好きな女性がいる。

 

何処かのテーマパークに最新式のジェットコースターが導入されたと聞くと、

 

わざわざ高い交通費を払ってでも、他県まで出かけて行き楽しんでいる。

 

そんな彼女が一度だけとてつもなく怖い体験をしたのだという。

 

俺はそれを聞いて、

 

そんなに凄いジェットコースターがあったの?

 

と聞くと、

 

どうやら、怖かった理由は、そういった事ではないらしい。

 

そして、これから書くのがその話の内容だ。

 

その日、平日が休みだった彼女は、久しぶりに県外の遊園地へと遠征した。

 

彼氏はいたが、やはり平日に休暇を取るのは難しく、彼女は1人で

 

行動した。

 

その遊園地に着いたのはちょうどお昼頃だった。

 

それにしても、客が少な過ぎることに驚いたという。

 

休日ともなれば各アトラクションには長い列が出来るほどの

 

人気スポットであり、以前、平日にら来た時にもかなりの混雑だった

 

のを覚えていたから。

 

少し不思議な気持ちになったが、それでも空いていること自体は

 

嬉しいことだった。

 

彼女は早速、新設のジェットコースター乗り場へと向かった。

 

しかし、そこには既に長蛇の列が出来ていた。

 

彼女は仕方なく、他のアトラクションを回って時間を潰したらしいが、

 

時間を置いてから、その場所にやって来ると、列に並ぶ人の数は減る

 

どころか、どんどんと増えていった。

 

それでも、諦め切れない彼女は、それからも何度も他のアトラクションと

 

行き来したが、それでも状況は変わらなかった。

 

しかし、彼女には既に帰る時刻が近づいていた。

 

時刻は午後4時を回ったばかりだが、かなり夕暮れが迫ってきていた。

 

彼女は決断した。

 

どうせ、長蛇の列に並んでも、新設のジェットコースターに乗る頃には

 

もうかなりの時刻になっている。

 

それならば・・・。

 

そう思い、彼女は以前乗った事がある古いジェットコースターの乗り場

 

へと向かった。

 

そして、彼女が古いコースター乗り場に着くと、乗客は誰もいなかった。

 

彼女は係員にチケットを渡し、急いでコースターに乗り込んだ。

 

彼女がいつも乗るのは一番後ろの席。

 

そうすると、これから自分がどんな動きをするのかが判って楽しいのだという。

 

古めかしいブザー音が鳴って、彼女の乗ったコースターが進み始めた。

 

乗っているのは彼女1人だった。

 

彼女は1人でコースターを占有してしまった申し訳なさと、誰もいない

 

乗車席に自分が1人だけという優越感を同時に感じ、複雑な気持ちだった。

 

それしても、さっきの係員の男性、一言も喋らずに感じ悪かったな・・・・。

 

そんな事を思っていたとき、突然、空気が変った気がした。

 

うまくは言えないが、空気が急に冷たくなり、体が重くなった。

 

彼女はそれでも気にする事無く、折角のジェットコースターを楽しもうと

 

1人で歓声をあげていた。

 

しかし、その歓声もすぐに消えてしまう。

 

彼女はその時、ジェットコースターの最前列を見ていた。

 

そこで何かが動いたような気がしたのだ。

 

最初、それを見た時、

 

あっ、私の他にも誰か乗っていたんだ?

 

そう思った。

 

しかし、次の瞬間、それは恐怖に変わってしまう。

 

蜘蛛のような・・・・。

 

そんな表現がピッタリだった。

 

手足の長い平たいモノ・・・。

 

それでいて、顔もちゃんと在るソレは、人間である事を主張している

 

様だった。

 

彼女は固まったまま、それを見ていた。

 

すると、コースターの仕切られた席を少しずつこちらに移動して来るのが

 

判った。

 

ズルッ・・・・ゴトン・・・ズルッ・・・・ゴトン・・・。

 

それは、まるで獲物でも見つけたかのように、後方に向かって

 

進んでくるように見えたという。

 

そして、彼女は思った。

 

間違いなく、その獲物というのは自分なのだ・・・と。

 

そうしているうちに、、ソレはどんどんと近づいてきて、既に

 

ちょうど半分の距離まで来ていた。

 

いつもは早いと感じるジェットコースターが、とても遅く感じた。

 

それと、同時に自分が最後尾の席に乗る癖が付いていた事に

 

感謝したという。

 

半分の距離まで来ているソレは、表面がベトついており、細く長い目が

 

異様さを際立たせていた。

 

そして、彼女は気付く。

 

ソレに付いている手足だと思っていたものは、鋭利に尖った鎌の様に

 

なつており、それは体の面積から考えるとアンバランスなほど

 

とても長く感じた。

 

そして、その奇妙な手足を上手に使って、席を乗り越えてくるソレ・・・。

 

彼女はその速度と、残りのコースに掛かる時間を計りながら、必死に

 

耐えていた。

 

大声を出して助けを呼びたかったが、そんな事をしてソレを刺激してしまう

 

事が怖かったし、何より助けを求めたとしても助けが来るよりも

 

先に、このコースターはゴール地点に着いてしまうだろう。

 

逆に、助ける為に、コースターを緊急停止などされたら、尚更

 

厄介な事になり、助かるものも助からないと思った。

 

だから、必死に声を殺して耐えるしか無かったという。

 

その甲斐あってか、彼女が乗るコースターは、ゴールで停止する為の

 

減速を始める。

 

早く・・・・・・早く・・・・。

 

彼女は心の中でそう叫び続けた。

 

既にシトーベルトは自分で外している。

 

そして、ソレはもう、3列手前の席までやって来ている。

 

ソレの体から出ているのか、錆び臭い臭いも感じられる。

 

彼女はコースターが降車地点に入ると、停止する前に、さっさと

 

コースターから飛び降りた。

 

そして、後ろも見ずに、一気にその場から走り去った。

 

その時、何故か、係員の姿もなく、周りには他の客は誰もいなかったという。

 

そして、その日は無事に帰ってきた彼女は、彼氏にその日遭遇した

 

恐怖体験を話した。

 

お前さ・・・怖い話をするなら、もっと上手くやったら・・・・。

 

それが、その彼の反応だったという。

 

嘘じゃない、と怒る彼女に対して彼は優しくこう言ったという。

 

あのさ、あそこの新型ジェットコースターを作る時に、古いコースター

 

は廃棄されるって書いてあっただろ?

 

ただでさえ、ジェットコースターは広い場所が必要なんだから古い

 

コースターを残しておくはずが無いだろ?と。

 

確かに一理あったが、それでも彼女は納得できず、

 

それなら、今度の日曜日、その場所に行って確かめましょ?

 

と言って、その場は収まった。

 

そして、次の日曜日、今度は彼氏と一緒にそのテーマパークを

 

訪れた。

 

そして、自信満々に彼氏を案内した彼女だったが、結局、古い

 

ジェットコースターはどれだけ探しても

 

見つけられなかったということだ。


彼女が体験したモノは、一体何だったのだろうか?

 

 

 

 

コメント

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No title

K様
おはようございます。
私はバイクではありませんが、以前の職業柄スーパーカーという物に乗る機会が多く、それに似合うスピードで走る事もあります。スパイダーになると風を感じますが、怖いと感じる事はありません。しかし、ジェットコースターはK様同様の理由でとても怖く、声すらでないでフリーズ状態になります。
上から下への落下も大丈夫なんですけど。。。
しかし、その古びたジェットコースターは異空間に存在していたのか。周りの景色はどんよりした感じだったのか。想像が膨らみました。
が、異空間、異世界には踏み込みたくないですね。

おはようございます。

今日は朝マック。関東ですからね!

使用で朝、銀行に。

なので、行かないところへ。

古い、取り壊されたジェットコースターに。

スゴい体験で…。。。

人の何かが欲しい者と乗りたいと言う…思いで発生したのんですかね?

最新のジェットコースターの人も…多くはダミー?だったのだろうか?

本当に寒いので…。。。困る。

今日も…気温は上がるのか?

明日は平年並みらしい。



Kさん毎夜お疲れ様です!
Kさんの本は買ったのですが、申し訳ないと思いサインお願いしてなかったのですが、なんか欲しくなってしまいました!

ところで、怖い話によくありがちなことですが、何かいかにもヤバそうな奴が直前までせまってくる体験とかだと、向こうが本気ならジリジリ寄って来ずにサッサと襲い掛かられてると思うのですが、実は怖がらせたいだけなんですかね?

No title

Kさん、こんばんは。

KさんのサインやAさんの栞も欲しいとは思いますが、やはり細田塗料さんの利益にならず、手を煩わすだけと私は思っていますので、私は今はサインを我慢します。
いつかKさんに会う事があったら、その時に直に貰います。

ジェットコースターは好きです。
落ち物と後ろに下がる?後ろ向きにいく?ヤツは嫌いです。
今回の話の彼女は、不思議な体験をしましたね。
妖怪か何かのイタズラだったのでは、その気なら無事ではなかったと思います。

それでは、また次のお話を楽しみにしています。

ジェットコースター🎢🎢🎢
私大好きです❤️❤️❤️
どんな乗り物に乗っていても体験できない動きなんですよ!
それを安全に体験できるなんて!最高です!

私もさびれたというか昔ながらの遊園地とか絶滅危惧種のデパートの屋上の遊ぶところみたいなの大好きです!

けどそんなんに引っかかるなんて絶対嫌です🤢
とっさの判断が出来て良かった
私なら絶対やられてますね、
建物ごと無いなんて🙄不思議です

こんばんは。

本の送付先を記載していただき、ありがとうございます。お手紙もつけたいと思ってますのですぐには送れないかと思うのですが、もし届きましたらサインもゆっくりお時間ある時で大丈夫です。栞も楽しみにしております。私は闇塗怪談2冊とも持っておりますが、栞は一つでも構いません。

私もジェットコースターは好きですが、異空間にあるジェットコースターは怖いですね。子どもがまだ小さかったり、旦那が高所恐怖症なので最近はほとんど乗らなくなってしまいました。

遊園地

K様、お疲れ様です。
遊園地って、やっぱり独特な雰囲気ありますよね…でも、たのしいはずの場所でこんな出来事に遭遇したら、やっぱり嫌だなぁ~(。>д<)
そう言えば昔、岐阜のとある小さな遊園地で、みんなでお化け屋敷に入ることになって、だけど何だかめっちゃ怖くて怖くて、入口から入ってすぐに引き返してきたことを思い出しました(..)
それ以来、遊園地…って、ちょっと苦手なんだなぁ~

ジェットコースター大好きです!

K様皆様こんばんは

やっと、やっと本を注文致しました←本当に遅くてすみません。

手元に届いたら、是非サインを頂きたいと思っております!

その時は宜しくお願いします。
今から楽しみすぎます❣️

そして、今回のお話ですが、私はジェットコースター大好きなのですが、私は最前列が好きなので、私だったらとっとと襲われて、この世からおさらばしてるのではないかと・・・

どうか私は、会いませんように!

私は今のところ異世界には行ったことがないのですが、お知り合いの方が無事に帰ってからこられて、本当に良かったです。

明日も異世界には行かず、無事に過ごせますように。

では、皆様ご自愛くださいませ。

ジェットコースターにもいるんですか😱

K様、こんばんは。更新ありがとうございます。(*^^*)遊園地のお話しなので、てっきりお化け屋敷に関する話と思ってしまいました。(^o^;)まさか、ジェットコースターとは…。😱最近の遊園地の乗り物系は、車椅子の人間に厳しく、やれ介助者が必要だの何のと規則があるので楽しむ場所ではないと感じます。まぁ、ジェットコースターは単に怖いので乗りたくありませんが。(^o^;)それにしても、知人の女性さん。無いはずのコースターに乗るだけでも怖いのに、その上コースターの前から蜘蛛の化け物が、近づいてくるとは。😱無事で良かった。(^o^;)異次元に入り込んでいたのでしょうか?😓スパイダーマンなら、まだ我慢できるけど蜘蛛の化け物は勘弁してほしい。そして座席を立たないでほしい😱では、また更新をお待ちしております。m(__)m(*^^*)

うわっ~

彼女が乗ったジェットコースターは現世では存在いない物だったのですね・・・
k様のように特殊な能力があればあの世とこの世の境界線がわかるけど自分含めて凡人では無理。
霊感なくとも心を硬くして動じない精神が必要だなぁと思いました。

No title

こんばんは!
まさか古いジェットコースターそのものからしてなかったとは思いませんでした。
彼氏さんの言葉を読んで、ぞわぞわっとしました。
怖いですね…
もし逃げ切れなかったらどうなっていたのか? と思うと恐ろしさに震えました。

スリル・・・

語り人のKさん

ガタガタと雨戸を、ビュォ~と電線を鳴らす肌寒い風が吹く福岡です。

ジェットコースター・・・高所恐怖症の私は・・・好きですね(笑
遊園地に行くときはグリップを取り付けたバイク用バーハンドルを持参しますから(笑
ただし回転物は駄目です。
若かりし頃、コーヒーカップなる遊具に乗り、更にカップ中央にあるハンドルをグルグルと回し続けた結果・・・遊具から降りた途端、友人と共にゲロゲ~ロ、ゲロゲ~ロ!の経験が・・・あかん、思い出して気分が・・・。

撤去されたはずの旧遊具に乗車・・・そこには蜘蛛妖怪・・・しかもシザーハンズ(泣
錆び臭い匂い・・・血液を連想させますね(焦
もう少しレールが長ければ、その彼女に何が起こったのか・・・世の中、本当に不思議です。

それでは次回も怖くない話を楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。

Aさんの栞🔖Aさんの栞🔖わくわく❤️💙💚💛💜🧡💖

こんばんは!Aさんが副業してるのは、なんか訳がありそうですが?ま、個人のことですし、詮索しませんが!しかし、金沢駅にAさんの栞があると聞いて、じっとしてられない自分がいます!でもAさんのじゃない栞もあるんですよね❓ジェットコースターなんですが、私も大嫌いです!修学旅行の時に、乗る直前になって、やっぱり無理といって、降りました!その後友人に、お前のせいで、順番が狂って女の人と一緒になったと文句言われましたが、おいおい女の人と一緒で良かったじゃないかい?チェリー🍒君!

K様、皆様こんばんは!

今日はここへ訪れた瞬間に新しいお話がアップされました(^^)
びっくりです!

霊の運用するジェットコースターですか(^^;;
現れたのは何でしょうか。。
かまいたち??
手長足長?
霊というより、妖怪なのかなぁと思いました。
とにかく無事でよかったですね(^^;;

ちなみに私は絶叫系は大好きです♪

それでは失礼致します。